誰でも一度は耳にしたことのある「ラウンドブリリアントカット」その洗練されたダイアモンドの研磨技術はすでに完成されたものでダイアモンドの魅力を引き出すダイナミックな58面体のカットは人間の生み出したすばらしい高度テクニックの1つと言えます。カット評価は、カット比率、左右の対象度、研磨状態などをそれぞれに採点し総合的に判断されて行きます。肉眼で見るダイアモンドの輝きに一番影響するのは、やはりカットではないでしょうか。 |
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理想的プロポーション |
研磨では、なるべく多くのダイアモンドを市場に供給するために、質の良い原石からより大きなダイアモンドにカットすることが求められます。質を求めて磨いてゆけば、高価なダイアモンドはだんだん小さくなります。かといって不純物やプロポーションを無視したままだと質は悪くなり、単価が下がってしまいます。というわけで市場には、それぞれのダイアモンド原石にとって研磨職人が最良と考えたカットがありさまざまなグレードのダイアモンドがその魅力を競いあうことになります。 |